2013年6月7日金曜日

プリメイラ メモ 2013.06.07

パーカッショニスト ゲンタ氏曰く、

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音楽を演奏することで体感できる感覚のひとつに、過去・現在・未来の時間軸ってのがあるはずだ。
目の前で出された音はすでに過去。
音を出している瞬間、瞬間が現在である。
そして気持ちも身体も未来に向けて転がるように進んでいきながら、現在のポイントで音を出して、出た音は常に過去なのである。
そのバランスをコントロールする必要がある。
一番大切なのは、未来を創造する部分でして。
これがないと、音を出す行動に移れない。
ウォーミングアップとは、現在における身体の反応を良くするための準備運動であり、未来をイメージするための練習ではない。
プロミュージシャンになりたい!って必死に努力している人達が間違えちゃうのが、このウォーミングアップばかりを一生懸命に練習して時間ばかりを費やすからなんだな。
一番大切なのは未来をイメージすること!なんだ。

(ゲンタ氏facebookより抜粋)

、と。

このようにこんなにわかりやすく言葉に直されてしまうと、「納得」の一言しかないんだけど、要するに普段演奏することも含めた全ての生活の中で、世の中の全てをしっかり感じ取れるかどうかなんだろうな、とか思うと、さてさて、この先どうなっていくことやら。

ともあれ、私が現在最も尊敬する人物の一人であることは間違いない。
クラウジオも、言葉は拙いけど、同じことを必死で伝えようとしている。彼もまた、私が現在最も尊敬する人物の一人だ。

あらゆる人と、過去じゃない、未来の先で常に感じ合いたい。
だから私はスルドを叩く。