2013年5月21日火曜日

SEOにおけるページの表示速度最適化

サイトのページ表示速度がGoogle検索結果のランキングに影響する、という事実は既に明らかとなっているんだけれども、その影響の度合いは軽微(1%程度)ということもありなかなか注視できないまま時間だけが過ぎていたので、ここらでちょっと本腰を。

まず目的意識をハッキリと。
◆カスタマーエクスペリエンスとカスタマー満足度の向上させたい
 制作者なんで、当然大事です

◆直帰率を下げたい
 せっかく訪問してもらえたのに、直帰されてもね。
 目的と違うサイトだったのならしょうがないけど、表示速度がその原因ならあまりにももったいない

ほかにもいろいろと挙げられるけど、まずはこのぐらいで目的としては十分。



・ユーザーがページ表示に待てるのは2秒まで
・3秒以上かかると40%以上のユーザーは離脱する
・表示が1秒遅れるごとにコンバージョン率は7%落ちる
・表示が1秒遅れるごとに顧客満足度は16%落ちる
なんてことも言われてる。


実践にあたり手を入れるサイトは、仕事上最も身近な、あのサイトで。

○Google PageSpeed Insightsでひとまずトップページを分析すると、
 ・PgeSpeed Score : 79
 
 ・Suggestion
  - High Priority :
    ブラウザのキャッシュの活用

  - Mid Priority :
    画像の最適化

  - Low Priority :
    小さなCSS、JSのインライン化
    javascriptの解析遅延
    CSSの@importを使用しない
    誤りのあるリクエストを使用しない
    gzipもしくはdeflateで転送量の圧縮
    文字セットの指定
    Vary: Accept-Encoding ヘッダーの指定
    スタイルシートとスクリプトの順序を最適化する

スコアは悪くない気がするけど、簡単にできることがいろいろあるね。
CSSの@importや、スタイルシートとスクリプトの順序は今まで気にしたことがなかったな。


じゃぁ、目標設定。
○全ページの表示速度を2秒以内
○直帰率2割減
実現可能性はさておき、その他Analyticsに現れる各数値の変化に注視します。

結果は、また。


   

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